モロッコにおけるSENFENG SF3015Nの設置とトレーニング
2025年8月下旬、SENFENGのサービスエンジニアである江安建は、モロッコの顧客施設において、
SF3015Nファイバーレーザー切断機(3kW、Raycus光源)の設置とトレーニングを無事に完了しました。プロジェクトは段階的に進められ、技術的な精度と包括的なオペレータートレーニングの両方を確保しました。
初回設置(2025年8月29日)
設置作業は、本体、電圧安定装置、水冷装置、エアコンプレッサーの開梱と設置から始まりました。配線作業に先立ち、機械台を水平に調整しました。光ファイバーケーブルを配線し、切断ヘッドを取り付け、操作画面を設置しました。本体と水冷装置への電源接続と循環配管も完了しました。
システム電源投入および初期テスト(2025年8月30日)
機械の電源を入れ、原点にリセットしました。軸(X、Y、Z)の動きをテストし、スムーズな動作を確認しました。紙へのレーザービームテストで安定した出力を確認しました。エアコンプレッサーを接続した後、厚さ2.5mmから4mmのアルミ板の試切断工程を微調整しました。
プロセスデバッグとオペレータトレーニング(2025年9月1日)
次のようなさまざまな材料の切断パラメータが最適化されました。
- 炭素鋼:4~15 mm
- アルミ板:5~8mm
- ステンレス鋼:1~3 mm
- 亜鉛メッキ鋼板:標準厚さ
- 真鍮:1.5mm
さらに、顧客のオペレーターは、起動とシャットダウンのシーケンス、キャリブレーション、エッジ検出、ファイルのインポート、ネスティング、参照ポイントの設定、生産の起動などの機械の操作についてトレーニングを受けました。
最終研修および入学許可(2025年9月2日)
最終日は、オペレーターの実践的なスキル強化に重点を置きました。メンテナンス研修では、レンズ、ノズル、セラミックリングの交換に加え、エアコンプレッサーとウォーターチラーの日常的なメンテナンスについて学びました。1mmおよび3mmの真鍮を用いた切断試験は、無事に完了しました。
徹底的なトレーニングの後、顧客は受領書類に署名し、機械の正式な引き渡しを完了しました。
結論
モロッコでの SENFENG SF3015Nの設置とトレーニングが成功したことで、高度なファイバーレーザー切断機能が提供されただけでなく、顧客チームが自信を持ってシステムを操作および保守するための十分な準備が整いました。