ラトビアにおけるSENFENG SF3015HMの設置とトレーニング
2025年8月、SENFENGのアフターセールスエンジニアである劉樹東は、ラトビアに赴き、新たに納入されたSF3015HM 6kWファイバーレーザー切断機の設置とトレーニングを完了しました。約2週間にわたり、プロジェクトは初期設定から顧客の最終検収まで進捗し、顧客チームにとってスムーズな運用と実践的なトレーニングを実現しました。
第1段階 – 初期セットアップ(2025年8月15日)
お客様が既に機械の設置と支持フレームの設置を完了していたため、エンジニアは重要な調整に集中しました。作業内容には、機械の水平調整、延長ビームの設置、カッティングヘッドと光ファイバーの取り付け、電気回路の接続などがあり、これにより、その後の設置作業のための強固な基盤が築かれました。
第2段階 – 機械の設置(2025年8月18日)
次の段階では、板金部品、配管、給水システム、電力ケーブル、照明器具の設置が行われました。その日の終わりにはシステムは稼働しましたが、顧客チームが早退したため、テストは延期されました。
第3段階 – 電源投入とテスト(2025年8月19日)
エンジニアは機械の電源投入とデバッグ作業を進め、切断ガス配管も設置しました。お客様の現場には板材がなかったため、別の工場から追加の材料を調達しました。圧縮空気を使用することで、数枚の板材を無事に切断できました。お客様は切断結果に非常にご満足いただけました。
第4段階 – 切削プロセスのデバッグ(2025年8月20日~21日)
翌日、エンジニアは切断プロセスのパラメータを微調整しました。空気切断と窒素切断の両方を最適化し、続いて酸素切断パラメータを調整しました。顧客から提供されたプレートとチューブの種類が多様であったため、テストはシート切断とチューブ切断の両方のモードで実施されました。
第5段階 – チューブ切断とトレーニング(2025年8月22日)
機械の調整がほぼ完了したため、エンジニアは午前中はチューブ切断パラメータの設定に集中しました。午後からは、顧客の技術スタッフに実地トレーニングを開始し、彼らが自力で機械を操作できるようにしました。
最終段階 – 顧客トレーニングと受け入れ(2025年8月25日~26日)
8月25日、エンジニアは顧客トレーニングと生産支援に一日を費やしました。会社のオーナーと3人の技術者が積極的に参加し、共に学び、実践を重ねました。午後には、彼らは既に機械を巧みに操作できるようになっていました。セッションは、顧客からの承認と、無事に引き渡されたことを記念する集合写真で締めくくられました。
8月26日、機械はスタンバイ状態でしたが、エンジニアは引き続き生産現場に同行しました。お客様のチームは、板材加工とパイプ加工の両方で複数の図面をインポートし、機械を独立して操作することで、優れた切断結果を達成しました。機械の性能に対するお客様の満足感は明らかでした。